Vol.261 妻カウンセラー初登場!JALグランドスタッフ 新人時代のお話
- こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤香織です♪
ママカウンセラーとして日々会員さんのサポートに励んでいます!
今日は「Vol.261 妻カウンセラー初登場!JALグランドスタッフ 新人時代のお話
」といったテーマでお話をしようと思います♪
今回、初めてホームページのブログを書くことになりました。
私はFacebookもインスタもやっておらず、外に向けて自分の気持ちを発信した経験がないので、何を書けば良いのか手探りです。
主人(プロスペクティブスタートの代表です)のブログは少しお堅いので、私は私らしく、あまりかしこまらずに、マイペースに書きたいことを書いていこうと思います。
まずは自己紹介から。
1981年 栃木県出身
2002年 新卒でJALのグランドスタッフに就職
2014年 結婚相談所に入会
2015年 成婚退会、結婚、退職、長女出産⇒ここ怒涛の1年
2018年 次女出産
2019年 ホテルで仕事復帰
2020年 勤務先がコロナで休業。相談所のカウンセラーとして働き始める
略歴はざっとこんな感じです。
今日は婚活の話ではないので、この先はご興味のある方だけ読んで頂ければ嬉しいです。
まず、前職について。
グランドスタッフとは空港で働く航空会社の中で、地上で業務をする職種を指しています。
学生の頃から、飛行機と空港の雰囲気が大好きで、時々一人で展望デッキに足を運んでいました。
好きな理由は以下の通りです。
理由① ゴーっと地響きのなるエンジン音を聴くとワクワクする。
理由② 重い機体が離陸して雲の彼方へ消えていくところに人類の英知を感じる。
ライト兄弟ありがとう。空を飛ぼうとするなんて、あなた達、天才だよ。
理由③ 夕方から夜にかけてライトアップされた滑走路がロマンチック。
理由④ JALの鶴のマークに惹かれた。その為、ANAは志望せず。
理由⑤ 外国人のお客様とやり取りするカウンターのお姉さま達に憧れる。
理由⑥ 色々考えてみたけど、とにかく全部好き。
『そうだ、航空業界志望で就活しよう!』
CAは身長が足りないのと、死ぬときは暖かい布団で、という安直な考えから、トライしませんでした。
チェックインカウンターで搭乗券を渡したり、お客様を飛行機に乗せたり、無線を持って空港を走ったり、制服も素敵だし、私にはこの仕事しかないと思いました。
面接では
『絶対ここで働きたいです!頑張ります!!ほんとに!お願いします!頼むから!採用した方がいいって!』
と全力でアピールし、運よくJALのグランドスタッフになることが出来ました。
内定の知らせを聞いたのは20歳の誕生日。
当時の彼氏とディズニーランドでお祝い中。
『あ~就職先も決まって最高の誕生日♡』
とうっとり。
翌日、発熱で倒れる。
人間は何かやり遂げて気が緩むと、体調を崩す生き物のようです。
いざ、入社すると、女性、女性、女性。
一周見渡しても全員女性。
現在は男性社員も沢山在籍していますが、私の入社当時は本当に少なかったです。
『ウォーリーを探せ』
状態です。
そして、上は大奥総取締役からお末まで、綺麗なピラミッド型が形成された体育会系な職場でした。
就職に伴い、20歳で初めて親元を離れ、栃木から成田へ引っ越し。
周りは畑しかなくて、お風呂、トイレ共同の社員寮で早速ホームシックになりました。
もう成人したけど、寂しい、家に帰りたい、お母さん会いたいですシンドロームに陥りました。
入社式の後、第一希望のチェックインカウンターに配属され、
『よっしゃー!やっとスタートラインに立ったぞ私♪』
と浮かれたのも一瞬、実際にお客様の前に立つまで、1ヶ月の座学が始まりました。
搭乗券だけ渡せば良いと思っていたら、地味に覚える事が膨大。
図鑑並みの教科書数冊とプリントの山。
教官:『Aはエイブル、Bはベーカー、Cはチャーリーって決まってるから。Zまで全部覚えること。明日テストします。』
当時入社7年目の教官は雲の上の存在、神様仏様と同レベルの絶対服従関係。
『はは~』
と同期一同、ひれ伏す。
『エイブル?何ですかそれ(+_+)』
なんて死んでも言えず。
※ちなみにこれはアルファベットの頭文字を取った言葉です。
航空業界ではスペルの聞き間違いを起こさないよう、例えばSATOだと
『シュガー、エイブル、タイガー、オーバー』
と言い換えて発言するのがルールです。
社員全員、身体に染みついているので、退職して5年経っても未だに覚えています。
やっかいなことに、時々無駄に言い換えたくなります。
手荷物のルール、パスポートの知識、航空券の見方、端末操作、危険品の取り扱い、運送約款がなんちゃら、身だしなみに言葉遣い、そしてテストの毎日。
『私、やっていけるかな』
と不安になる中、同期で肩を寄せ合い、食堂で勉強し苦難を乗り越える、初々しい新人時代でした。
入社前に今は亡き大好きな祖母に言われた
『石の上にも3年、何でも3年は頑張りなさい』
の言葉を胸に刻み、おばあちゃん、孫は13年頑張りました。
思い出は美化されると言います。
退職して5年経ちますが、空港で働いていた頃を思い出す時、キラキラした自分がそこにいます。
仕事を覚えて経験を積み、後輩が増え、先輩も沢山いて、当時は当時でそれなりに大変でした。
その証拠に時々同期と、『辞めたい病』を同時に発病します。
そして病むと、飛行機に乗り旅に出ます。
ある休日。
隣りの部屋にいる同期に内線を掛ける。
私:『ねぇ、Aちゃん、お好み焼き食べたくなってきた。』
同期のAちゃん:『大阪、行く?』
私:『じゃ、18時の伊丹行きで。16時に部屋出よう。』
ホテルだけ手配し、夕食は大阪でお好み焼きを食べ、翌日は大阪城、京都に寄り道して、成田に帰ります。
『辞めたい病』完治。
あ~独身時代、自由だったなぁ。
実際に退職する社員も沢山いた中、長く続けられたのは、何だかんだ仕事と成田という土地が好きだったからです。
それに、気の合う仲間達との職場は毎日が女子校のようでした。
グランドスタッフは人気が高い職業の為、日本全国から入社してきます。
その為、ほとんどの社員がまずは寮に入ります。
職場も一緒、家も一緒、食堂で一緒に夕飯。
通勤も一緒です。
そう、1年中一緒。
公私は分けたいって?
それが楽しいんです、これがまた。
あ、そうそう言い忘れてました。
ほとんどの女性社員が、独身。
なぜかって?それはおいおい話していこうと思います。
今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回のブログが気になる方は、こちらからご覧ください(^^)/
『Vol.263 妻カウンセラー香織が結婚相談所に入会したお話①』
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