Vol.296 婚活でハイスペックに感じる幸せは本物か?

Vol.296 婚活でハイスペックに感じる幸せは本物か?
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こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤香織です♪
ママカウンセラーとして日々会員さんのサポートに励んでいます!

今日は「Vol.296 婚活でハイスペックに感じる幸せは本物か?」といったテーマで書こうと思います♪

暖かい日が続いています。

長女の幼稚園の送り迎えで桜並木を通りますが、毎日どんどん咲いてきています。

戸塚は来週あたりに満開になりそうです。

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さっ、本題です。

以前、主人と婚活においてのスペック問題を話していた時に、私が口にした言葉です。

『幸せは相手のスペックの中に見い出すもんじゃないよ、幸せは自分の中にあるもんだよ』

私、すごいな。

名言じゃないの、これ。

今回ブログのテーマを何にしようかなぁと、主人のネタ帳をチラ見したら、私の言葉がメモしてありました。

そんなこと言ったのも忘れてたけど、自分の言葉なのでネタを拝借しました♪

先に結論を言います。

『ハイスペックと結婚しても幸せにはなれません』

言ってしまった。

これで炎上したらどうしよう( ゚Д゚)

ひぇ~くわばらくわばら。

そもそも、スペックとは何ぞやを改めて説明します。

英語でspecification⇒仕様、性能の意味。

それがいつの間にか、婚活業界において能力、即ち相手に示せる武器のように捉えられるようになりました。

ハイスペック、スペックが高い、低いとか、そんな使われ方をします。

そのスペックとやらは何を表すかというと、男性だと年収、学歴、身長。

高ければ高いほど、人気。

今の時代3高は古いと言われていますが、結婚相談所の世界ではモテモテです。

女性だと、年齢、容姿ですね。

美人で若ければ若いほど、人気。

プロフィール公開と同時に男女共に、ハイスペックを狙う戦に出陣します。

カウンセラーは何も言わないけど、みんな初陣は自動的にハイスペック戦に臨みます。

首の後ろにオートセンサー装置がついてるんじゃないかってくらい右にならえ。

激闘のハイスペック戦が終わると最初に30代後半の女性陣が、血まみれになって帰ってきます。

自分が大ケガを負っていることに気がつかない場合は、お手当をすることもなく延々と出陣を繰り返し、不死身のスーパーお見合いプレーヤーにパワーアップしていきます。

それではなぜハイスペックと結婚したいのか。


その①『本能がそうさせてるんだから、しょうがないんじゃないの?』

そう言われてしまうと、実も蓋もないんだけどね。

確かに女性は自分が子を生み育てる立場だから、男性には外敵をメッタ打ちに出来るくらいの身体的なパワーと、家族をたらふく食べさせられる稼ぎを求めます。

その指標として高年収、高学歴、高身長を欲する。

男性は、自分の子孫をなるべく多く残したいという本能から、生殖能力の高い若い女性を求めるし、更には性欲を掻き立てられるスタイルの良い美人しか見ない。

はい、これもまた本能が引き起こす行動。

その②『ハイスペックと結婚する方が幸せだから』

頭良い大学出てる人は、家族に堂々と紹介できる。

イケメン旦那は友達に自慢できるし、羨ましがられて優越感が半端ないわぁ~。

お金持ちと結婚出来たら、いい生活が出来るし一生セレブな専業主婦でいれそう。

若くて美人なお嫁さんが、毎日家にいるなんてかなりの癒しだな、ウホホ♪


ハイスペックと結婚したい理由を挙げると、わんさか出てきます。

最初に言いましたが、ハイスペックと結婚しても幸せにはなれません。

そもそもあなたが狙うハイスペック組とは、結婚はおろかお見合いを組むのも難しいでしょう。

何とかかんとかお見合いのステージには立てるかもしれない。

でもね、たった一人の結婚相手に選ばれる確率はゼロ・・・に近い。

氷山の一角の先端の小さじ1/10のひとなめくらい。

では私がなぜハイスペックと結婚しても幸せになれないと思うのか。

それはですね、ハイスペックそのものが、あなたが手にしたものではないから。

へっなになに?

相手の学歴やら年収や容姿は相手が自分で努力し築きあげ、手に入れたもの。

まぁ、容姿に関しては正直生まれ持ったアドバンテージも影響するでしょう。

しかし、いくら顔面偏差値が高くても、肝心の心が曇っていたら?

不思議とどんなにイケメンや美人でも幸薄いオーラや、性格悪そうだなぁ感が出て、不思議と人は遠ざかります。

女性のハイスペックは即ち若さと容姿。

確かに20代の美人の女性会員は無敵だし、選ばれる前に男性を選べる立場にある。

男性は単純に女性の若さや美貌を求めて群がる。

何かもうね、一頭のメスを求めて、ウォーウォー鳴きながら、お互いの角をぶつけ合ってるサバンナの何かほら、名前が分からないけど、そんな動物みたいに見える。

20代の彼女たちは若いうちに結婚相談所で婚活した方が結婚への道が早いと感じて、すぐに行動に移した結果、『若い』というだけ。

ハイスペックのあれもこれもみーんな、その人自身のものなのだ。

結婚したら、相手のスペックを自分のスペックに置きかえられると錯覚している所はないかね?

『高年収の彼と結婚出来た私って幸せ、勝ち組になれた♪』

『若くて綺麗な子と結婚出来た俺って幸せ』

あなたは何と結婚するんですか?

相手のスペックと結婚するんか?

そのスペックとやらは、一生安泰の不動の四番か、終身名誉監督か何か?

ちなみに私は高年収のサラリーマンと結婚相談所で結婚したけど、主人は数年で脱サラしました。

ご存じの通り、結婚相談所で起業したいとかある日突然言い出します。

その時に思いました。

年収なんてあてにならん。

いくら結婚する時に高年収を稼いでいるからって、一生旦那さんがその年収を稼ぎ続ける保証などないのです。

ない!ない!皆無だ。

我が家だけじゃないと思うよ。

男性は40歳過ぎたあたりから妙にこの先の人生を俯瞰して、最後の挑戦みたいに自分の中でやりたかったことや興味のある分野を模索し始めます。

サラリーマンを続けても、会社の経営不振やら今ならコロナでいくらでも給料なんて下がる可能性が高いのです。

ちなみに私の前職はJALのグランドスタッフでした。

ご興味のある方はこちらをどうぞ。


『Vol.261 妻カウンセラー初登場!JALグランドスタッフ 新人時代のお話』

私は28歳の時に、自分の勤める会社の経営破綻を経験しました。

社内に流れる空気が一変し、管理職の上司たちが目の前で、どんどん解雇されていきました。

自分の会社は大きいし安泰だと思っていたけど、それでも破綻しました。

私は自分が経験したので、サラリーマンが一生安泰なんて神話は時代遅れの感覚だと思っています。

脱線したので、話を戻します。

私は、主人の人間性を見て結婚しました。

『え?でも高年収だったんでしょ?』

と思ったかもしれませんが、私が入会していた結婚相談所は、男女共に年収が公開されないシステムだったので、成婚退会後、主人に直接聞くまで、年収が一体いくらかわからない状態でした。

でも、この人は何があっても荒波を生き抜いていく力があると思ったので、ついていこうと思いました。

高いお給料を出してくれる会社と結婚したわけではないので、脱サラも受け入れることが出来ました。

高年収もこんな感じでふわぁ~っと幻のように消えてなくなるし、高身長も年取れば大して役には立たないし、家ではでくのぼう扱い。

シュッとしたイケメンがイケダン路線に進める確率はゴマ程度。

大体は普通の加齢臭を醸し出すおじさんになる。

年取って高身長でカッコイイなんて言われるのは、179㎝の舘ひろしくらいじゃないの。

そうそう、主人にパレスホテル東京で真剣交際を申し込まれたあの日、隣りのテーブルでは舘ひろしが外国人の美女とディナーを楽しんでいました。

真剣交際の申込みwith舘ひろしでした(笑)

高学歴だってあの世に持っていけるわけじゃないし。

若くて綺麗な奥さんも、そのうちおばさんになる。

ほぼ美魔女にはならない。

それにイケメンも美女も、家族になった途端に景色になるというか、普通になる。

相手のハイスペックで自分の幸せをはかること自体が間違いなのだ。

自分を幸せにできるのは、自分しかいない。

幸せかどうかを感じるのは、自分の心。

あなたの心の中にしか、あなたの幸せは存在しない。

幸せにしてほしいじゃなくて、自分が自分を幸せにするのです。

相手が築いた年収やら学歴でハッピーな気分になる自分がいるのだとしたら、あなたが見つめているのは相手の心ではなく条件。

女性陣よ、同じことをされたらどう思う?

自分の稼ぎをあてにされ、学歴に目を輝かせて、必死に自分と結婚しようと頑張っているお相手。

きっと、条件さえ合えば自分じゃなくても良いんだろうなと思いませんか?

男性陣よ。

若けりゃ誰でもいいってもんじゃないよ。

うちの20代前半の女性会員さんがプロフィール公開した日、アラ還組のお申し込みが殺到しました。

ちょっと待ってよ、彼女のお父さんより年上だよ。

30歳以上離れた娘世代にも平気でお見合いを申し込む。

落ち着け、オスたちよ、鼻息荒すぎて気持ち悪いぞ。

はい、お断り。

とまぁ、こんな感じでカウンセラーに瞬殺されるのがオチです。

最初に言いましたが、ハイスペックを狙うのが本能だとしたら、ある程度は仕方ないでしょう。

挑戦する権利も、夢見る権利も皆にはある。

自分の市場価値を客観的に見つめる為にも、最初は思うままに動いてください。

それでおかしいな、お見合いが組めないなと思ったら、その時は自分の身の丈に合った相手に申し込んだ方が、結果的に短期間で結婚できます。

自分の身の丈に合った相手がどんな感じか分からなければ、カウンセラーに聞くこと。

さすがにカウンセラーから

『あなたが申し込んでる人、身の丈に合わないハイスペックばっかりだね、だからお見合いが成立しないんだよ』

とは言えません。

自分で気が付いてくれる日を気長~に待っております。

人は自分で気付かないと行動は変えられないものです。

それに大体、この会員さんにはこれ位の人がお見合い組めそうだなってことを、カウンセラーは肌感覚で分かっています。

もっと頼ってください。

カウンセラーを使いこなせた人から、成婚していきます。

あと大事なポイントは、自分に申し込んでくれる人に感謝して会ってみること。

『申し込んでくれる人には、良いと思える人がいないんですよねぇ~』

このセリフが出てくる間は、しばらく結婚は出来ないと思って良し。

はい、まとめ。

声に出して言いましょう!!

『スペックと結婚するのではない、相手の心と結婚するのだ』

婚活者の皆さんはお手洗いにでも貼って頂ければと思います。

あなたの実りある婚活のご参考までに♪

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

では、また次回のブログ、頑張ります(^^♪

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ご挨拶結婚相談所で結婚したカウンセラー夫婦による神奈川県横浜市の相談所です。

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