Vol.８９　男性と女性で「興味の対象」がこうも違う【前編】

こんにちは！
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。

今日は「Vol.８９　男性と女性で「興味の対象」がこうも違う【前編】」といったテーマでお話したいと思います。

婚活ではお見合い、デートでお相手と楽しく話すために、色々と質問することがあるかと思います。

一般的には女性よりも男性の方が会話を広げるのが苦手なので、これまでのブログでは、男性に向けて、会話の広げ方についてお話してきたことが何度かありました。

しかし今日は、女性の皆さんに対し、男性が何に興味があるのか、男性が何を聞かれると嬉しいのかといったことをお伝えしたいと思います。

男女の興味の対象の違いもお伝えするので、男性の方にも是非知っておいてほしい内容も含まれますが、男性が「女性の興味の対象」を踏まえた上で、具体的にどう質問をするかについては、【後編】で詳しく解説します。

それではまずは男性と女性の「興味の対象」にはこんな傾向があります。

【男性の興味の対象】
　・物事に関すること、物事の仕組み・成り立ち
　・勝ち負け
　・力
　・仕事、仕事での成果・達成　
　・経済
　・スポーツ
　・テクノロジー

【女性の興味の対象】
　・人に関すること
　・愛
　・感情、気持ち
　・関係性
　・協調
　・ダイエット
　・人間関係
　・誰と誰が付き合っているか
　・結婚生活

キーワードを１つ挙げるとすると男性は「物事」に興味があり、女性は「人」に興味、関心があると言えます。もちろん、これは一般的な傾向なので女性であっても物事に興味関心がある方もいれば、男性であっても人が好きという人もいらっしゃいます。

しかし全体の傾向としてはこのような傾向が挙げられると思います。

この興味、関心を理解した上で、女性は男性に対して、会話の中でどのような質問をすれば良いのでしょうか。

例えば、お見合い、デートをしている男性が、高校でバスケットボールをしていたことが分かりました。この場合、どんな質問をして、会話を盛り上げれば良いのでしょうか？男性に対しては、以下のような質問をしながら会話を進めると上手くいくと思います。

●男性「高校の時は部活でバスケットボールをしていました。」
◎あなた「えー！カッコいいですね！ポジションはどこだったんですか？」

●男性「フォワードをやっていました。」
◎あなた「フォワードですか、すごいですね！最高、一試合に何点位入れたことがあるんですか？」

●男性「最高だと、僕1人で38点取ったことがあります。」
◎あなた「38点ってメチャクチャすごいですね！○○さんだけでそれだけ点を取れるなら、県大会とか、結構いいところまで勝ち進んだんじゃないですか？」

●男性「3年の引退試合では、県大会でベスト4まで行きました。」
◎あなた「すごい！さすが○○さん！県大会でベスト4なんてなかなか達成できないですよね！○○さんが本当に努力した結果ですよね。尊敬します！」

上記の会話の中で太字にしたところがポイントです。具体的に説明すると、これらの質問は、このようになります。

・ポジションはどこだったんですか？
⇒物事に関すること
・最高、一試合に何点位入れたことがあるんですか？
⇒成果、達成、力
・県大会とか、結構いいところまで勝ち進んだんじゃないですか？
⇒成果、達成、力、勝負
・なかなか達成できないですよね！
⇒成果、達成
・努力した結果
⇒成果
・尊敬します！
⇒力、勝ち負け（尊敬することで相手の力を認めている、相手を立て、勝たせている）

いかがでしょうか。
女性の皆さんはこのような会話の進め方はできていましたか？
男性はとにかく勝負に関することや、自分が何を達成したのか、世の中がどうような仕組みで動いているのかといったことにとても興味があります。

男性の興味、関心にフォーカスを当てて質問ができると、男性は「今日は楽しい会話ができた」と思い、また皆さんとデートをしてくれる可能性がぐっと上がります。

是非、次回のお見合い、デートで使ってみてください！