Vol.１０３　野村克也さんのサッチーに対する『無条件の愛』

こんにちは！
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。

今日は「Vol.１０３　野村克也さんのサッチーに対する『無条件の愛』」といったテーマでお話ししたいと思います。

プロ野球選手で戦後初の三冠王に輝いた名キャッチャーで、そして監督としても日本一に３回輝いた野村克也さんが、虚血性心不全のため亡くなったという訃報が今朝ありました。84歳でした。お悔やみ申し上げます。

皆さんもスマホのニュースなどで朝早く、知ったと思います。

早速、プロ野球界から、ソフトバンク　王球団会長、巨人　長嶋終身名誉監督、愛弟子であった古田敦也さん、ヤンキース田中将大選手などからのお悔やみのお言葉がありました。

どの方も野村さんのことを大変慕っており、また、つい2、3週間前まで元気な姿でお会いしていた方もいたようで、突然の訃報に、言葉が出ないという声もたくさん挙げられていました。

早速、昼のワイドショーでも報道されていました。

私は坂上忍さんが司会を務める「バイキング」を見ていました。

その中で野村さんと、奥様で2017年に急逝したサッチーこと野村沙知代さんとのエピソードが報じられていました。

印象に残ったことは沙知代さんが2001年に脱税で逮捕された時の、野村さんのインタビューでした。

何でも5億6800万円の所得を隠し、2億1300万円を脱税していたようで、許されることではありませんし、離婚となる可能性すらあります。

しかも、この事件が原因で、当時阪神タイガースの監督であった野村さんは、辞任を余儀なくされました。

しかし野村さんはインタビューへの回答の中で

「彼女は私たち2人の老後の資金を貯めるために始めたことなので、私は一切彼女のことをとがめることはできない」

と答えていました。離婚するつもりは？との問いかけに関しては

「一切考えていない」
「世の中にどれだけの男性がいても、サッチーの夫は私1人しかいない」
「何かのご縁があって結婚した。良縁、悪縁、奇縁、様々なものがあるが、夫婦ならどんな時も良縁になるよう、もっていかないといけない」

こんな趣旨のことを話していました。

その中でも特に、

「何かのご縁があって結婚した。良縁、悪縁、奇縁、様々なものがあるが、夫婦ならどんな時も良縁になるよう、もっていかないといけない」

のところが心に刺さり、ホロリときました。

どんな時も妻の味方でいる。
過ちを犯そうが、逮捕されようが、妻を責めずに世間のバッシングから守る。

そんな奥様、サッチーへの「無条件の愛」を野村さんの言葉から感じ取りました。

男性の方も、女性の方も、こんな素敵な関係性を築ける奥様、旦那様が見つかるといいですね。

それにはやはり、お相手の内面を見ることです。

一方、相手に求めるだけではいけませんね。

私たちにできるときは、どんな時もパートナーを信じること。

「無条件の愛」求めるのではなく、「無条件の愛」を与えること。

そんな「一生涯寄り添える信頼できるパートナー」になれるよう、婚活を通じて、自分自身を見つめ直せると良いですね。