Vol.106 人のよさを認められないことこそ悩み!?
- こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。
今日は「Vol.106 人のよさを認められないことこそ悩み!?」といったテーマでお話ししたいと思います。
以前にもこのブログでご紹介したことがあるのですが、私は本が大好きで、時間があれば、少しでも多くの本を読んでいたい性格です。
独身のころは、土日にやることは婚活パーティーや街コンに行くか、本を読んでいるかでした(笑)
皆さんもご存じの通り、婚活パーティーは夕方から夜にかけて開催されることが多いので、午前中に家の用事を済ませ、昼過ぎから外出し、カフェで読書をし、夕方から婚活パーティーに行くという流れが、婚活時代のルーティーンでした。
最近はおかげさまで結婚相談所のお仕事がかなり忙しいので、なかなかゆっくり本を読む時間はないのですが、毎月10冊の本を要約した「トップポイント」という雑誌を定期購読しています。
今日はトップポイントで読んだ「中国名言集」に載っていたある言葉をご紹介したいと思います。
「論語」から孔子の言葉になります。
「人の己(おのれ)を知らざるを患(うれ)えず 人を知らざるを患える也(なり)」
意味は、
「自分が人から認められないのは悩みではなく、自分が他の人のよさを認められないことこそ悩みである」
ということのようです。また、
「人が自分を評価してくれないと腹を立てるのに、他人については欠点や短所ばかりが目につくのは、誰しもありがちなこと。自己中心的な見方を脱却し、こだわりなく我が道を行きたいものだ」
といった解説もありました。
この言葉、私はドキッとしました。自分はしっかりできているかと。
しかしながら、解説にもありますように「誰しもありがちなこと」です。
なかなか完璧にできている人はいないと思います。
婚活者の皆さんも、この言葉を覚えておくと、お相手異性とのコミュニケーションが円滑に進むきっかけになると思います。
お相手に歩み寄ったり、人の好さを見つけるヒントとしては、最近のブログでも「妥協」や「長所と短所は裏返し」といった内容と絡めてお話させていただきました。
詳細については、こちらもご覧ください。
「Vol.105 結婚における『妥協』の正体は?」
「Vol.104 自己PRに何を書いていいかわからない!」
しかし孔子は
「自分が人から認められないのは悩みではなく、自分が他の人のよさを認められないことこそ悩みである」
といっているのです。
なかなか「自分が他の人のよさを認められないことこそ悩み」とは思えないですよね。
なぜかというと、誰しも「自分の価値観」、「自分が相手に課す条件」、「自分の興味」を基準に物事を考えているからだと思います。
それらと照らし合わせて、人が「違う」と思うと、ついついダメ出ししたくなってしまったり、「あの人は少し変わっている」と思ったりしてしまいがちですよね。
でもきっとその相手もあなたのことを「あの人は少し変わっている」と思っているかもしれません。
これでは2人はいつまでも理解し合えず、関係は良くなりません。
孔子はそんなことにあれこれ意識を向けるのではなく、「人のよさを認められないことこそ悩みである」ことに気づきなさい、と言っているのだと思います。
これを「悩み」と捉えることができ、人のよさを積極的に認めたり、見つけることができるようになれば、それをしてもらったお相手は嬉しいはずです。
そうすると、そのお相手はあなたのことに親しみを覚えてくれますよね。
そしてあなたは人から好かれる人になれます。
これを続けていれば多くの人との対人関係が良くなりますし、婚活の場においても必ずやプラスになるはずです。
まずは身近な人にから実践して「人を認める」ことに慣れ、習慣としましょう。
習慣になれば婚活で会う初対面の人にでも自然とできるようになると思います。
是非、今日から実践してみてください!
結婚相談所で結婚したカウンセラー夫婦による神奈川県横浜市の相談所です。
私たちもあらゆる婚活を経験してきました。それぞれの会員様に合わせたオーダーメイドのサポートをいたしますので、無理なく婚活を始めていただけます。
1年後の幸せなご結婚を目指し、私たちと一緒に頑張っていきましょう!