Vol.241 【離婚へまっしぐら・・・】妥協しないで婚活する人の結末
- こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。
今日は「Vol.241 【離婚へまっしぐら・・・】妥協しないで婚活する人の結末」といったテーマでお話ししたいと思います。
あなたは、『妥協しない』という言葉にどのようなイメージを持っていますか?
『妥協しない』というと、ビジネスであれば
◎仕事にこだわりを持っている
◎仕事ができる
◎交渉力のある
といったプラスのイメージを持つかもしれません。
しかし『妥協しないで婚活する人』は
◎お相手に対するこだわりが強い人
◎お相手に対する条件の厳しい人
◎人のことを許すことができない人
◎許容範囲が狭い人
◎相手の至らない点に目が行く人
◎相手の至らない点を指摘する人
といった、どちらかというと、お相手異性からは敬遠されるタイプの方が多いです。
実際、婚活者の中にはこのようなタイプの方が一定数いらっしゃいますが、総じて婚活は上手くいっていません。
それでは、こういった人が結婚すると、結婚後はどうなるでしょうか?
結婚後はガラッと性格が変わって、急に大らかな性格になると思いますか?
残念ながら、そんなことはありません。
結婚時点では自らの課す厳しい条件をクリアしたお相手パートナーに対しても、次のような対応を取り始めます。
◎自分の価値観と一致していない部分に気付いたら、それを指摘する
◎価値観が違うと感じた部分を、パートナーに変えさせようとする(自分に合わさせようとする)
◎パートナーが変わるまでチクチクと言い続ける
◎結婚後、パートナーの変化を許さない
⇒結婚後、太る、家事の手を抜く、転職する、職場での降格など
◎パートナーのちょっとしたミスを許さない
また、自分が
『妥協しないで結婚したい』
と公言している人の中には、お相手にも
『妥協してまで自分と結婚してほしくない』
と考える人もいますが、
『妥協しないあなたも、お相手も、結婚生活には向かない人間』
だということを知ってほしいと思います。
じゃあ、
『妥協して結婚すればいいんですか?』
といった声も聞こえてきそうですが、そうではありません。
そもそも
『お相手を許容することができる人』は
『妥協する』
という言葉を使いません。
それは何故かというとお相手に対して『妥協』という言葉を使うことが、
『お相手を上から目線で見ている考えの表れ』
ということを知っているためです。
そして結婚生活といった『対人関係』において、『妥協しない=許容しない』という行動を取り続けると、どういうことになると思いますか?
このような人たちは、結婚生活が長続きする訳もなく、早々に結婚生活は破綻し、離婚への道に突き進む形となります。
あなたが
『妥協しないで婚活したい』
『妥協しないでお相手を選びたい』
と言っているのは、
『私は、お相手に歩み寄るつもりは一切ありません』
『つまり私は、許容範囲が狭く、細かくて、器の小さい人間です』
と言っているのと同じ意味です。
このような人と結婚したいと思う人は誰もいません。
きっとあなたもそうだと思います。
でも、自分はそのような人になっていないか?
そう自分を振り返ることは大切です。
自分と全く同じ価値観を持った人間など、この世では存在しません。
しかし価値観の違いを
『知り』
『理解し』
『受け入れ』
『許容し』
『歩み寄り』
『すり合わせる』
のが結婚の面白さであり、醍醐味です。
こういったことができない
◎余裕のない人
◎人としてのふところの小さい人
はまだ結婚は向いていないし、しない方が良い。
でも婚活を通じて、自分を変えられる人もいます。
婚活を通じて、どれだけ『人を許せるようになるか』が結婚後の生活にも影響します。
色んな価値観に目を向けられるようになった人は、結婚後に気付いたパートナーとの価値観の違いも許容でき、歩み寄ることができます。
婚活中にお相手異性に取る態度が、結婚生活でパートナーに取る態度と一緒。
『最後まで条件を譲らないで、(不幸にも)結婚できてしまった人』は、
『結婚後、歩み寄りをしない人』
になってしまうはず。これでは結婚生活も上手く行くはずがありません。
是非とも、結婚後、円満で幸せな結婚生活が送れるよう、今、婚活期間中に
『お相手を許容できる人』
『お相手に歩み寄れる人』
になっていただけたらと思います。
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