Vol.５４　結婚相談所での流れをどこよりも詳しく解決！【⑪ご交際編（仮交際＆真剣交際）】

はじめまして！
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。

結婚相談所での流れをどこよりも詳しく解説するブログシリーズ、第11回は「結婚相談所での流れをどこよりも詳しく解決！【⑪ご交際編（仮交際＆真剣交際）】」になります。

先ずは全13回のおさらいです。

①無料カウンセリング編
②ご入会手続き編
③初回面談編
④プロフィール写真撮影編
⑤プロフィール作成編
⑥プロフィール公開編
⑦お相手探し編
⑧お相手からの申し込み編
⑨お見合い調整編
⑩お見合い編
⑪ご交際編（仮交際＆真剣交際）
⑫プロポーズ編
⑬ご成婚退会編

本日は『ご交際編（仮交際＆真剣交際）』ですが、お見合いから交際に移行するにはステップがあります。

先ずはお見合いから交際への簡単な流れですが、お見合いをしてお互いが『交際希望』となった場合に、晴れて交際成立となります。

『交際希望』か『お断り』かの判断は、お見合い日の翌日13時がリミットですが、基本的には当日中にお返事を頂いております。

それでは、結婚相談所の交際についてご説明していきます。

交際には『仮交際』と『真剣交際』がある

結婚相談所での交際にはわかりにくい部分もあると思います。

仮交際も真剣交際も聞いたことがない言葉だと思いますので、『交際全般のポイント』、『仮交際のポイント』、『真剣交際のポイント』に分けて順に説明してきます。

交際全般のポイント

①ご交際期間は仮交際と真剣交際合わせて3ヶ月がルール（最大6ヶ月）

交際期間はお見合い日から開始日で、トータルで原則3ヶ月がルールとなりますが、仮交際1.5ヶ月、真剣交際1.5ヶ月というケースが多いかもしれません。

3ヶ月という交際期間は始めは短いと感じる方がほとんどですが、実際には3～4ヶ月でご成婚される方が一番多いため、長く交際すれば良いという訳でもありません。

3ヶ月で結婚が決まる理由は、皆さんが真剣に結婚に向き合っているからです。

最初は不安な方も、お相手がしっかりと将来のことを考えている姿に触れて、徐々に結婚に向けた気持ちの準備ができていきます。

②デートは週1回以上、LINEでのやり取りは毎日がベスト

交際期間が3ヶ月ですから、月に1回しかデートできないようだと、なかなかご成婚には至りません。

直ぐに好きという恋愛感情は湧かなくても、お相手のことをよく知ろうと頻繁に会ったり連絡を取ったりすることで、徐々に恋愛感情が芽生えていきます。

1日で長時間会おうとせずに、短時間のデートを頻繁にしたり、たくさんLINE、メールをすることで二人の距離が縮まります。

仮交際のポイント

①仮交際はお相手見極め期間

交際が成立したら、先ず仮交際となるのですが、交際がスタートしたとは言ってもこの段階ではお見合いで1回、1時間のお茶をしただけです。

ですので仮交際が開始したら、最初の2回位は2～3時間程度で、お茶またはご飯（ランチか夕飯）を一緒に過ごし、お相手とのフィーリング、価値観、居心地が良いかなどを確認していきます。

まだお互いのことをよく知らない期間ですから、この時期に半日デートや1日デートをすると、思いのほか疲れてしまったりお相手を緊張させてしまったり、または何らかの失敗をしてしまう可能性があります。

ですので最初にお伝えした通り、お茶かご飯のみで2～3時間程度一緒に過ごすのがベストになります。

②仮交際の初期はトラブルが発生しないようにする

何故、お茶かご飯のみかというと、お茶かご飯であれば何かトラブルが発生する可能性が極めて低いからです。

例えば遊園地に行ったりすると、雨が降ったり何時間も並んだりしないといけないかもしれません。

また、この時期に映画館に行くこともオススメしていません。

映画を観ている間はお相手との会話ができませんし、映画の内容によっては微妙な雰囲気になったりします。

お互いの印象よりも映画の印象の方が強く残ってしまうというデメリットもあります。

ですので、繰り返しになりますが、2～3時間のお茶かご飯をしながら、他愛もない会話を楽しむのが一番です。

ご飯デートの注意点としては、男性の方は事前にお店の予約を取っておくことです。

ランチにしても夕飯にしても、予約をしていないと場合によっては30分以上並んだり、お目当てのお店は満席で入れないということもあり得ます。

とにかく仮交際の初期のデートではトラブル、不測の事態が起きない環境を整えて望むことが一番大切です。

そのための事前準備はしっかりとしておきましょう。

③仮交際期間は、複数の方との同時交際が可能

仮交際期間はお相手見極め期間であるため、この期間は複数の方との同時交際が可能です。

複数の方と同時に仮交際をする場合は、2～3人くらいまでが良いと思います。

3ヶ月でご成婚するには、先にお伝えした通り、週1回以上のデート、毎日のLINEでのやり取りが基本です。

そのため複数交際が可能とはいえ、4人も5人もの方と交際をしていると1人ひとりの方と週1回のデートをすることが難しくなってしまいます。

ですので2～3人を目安に同時並行で仮交際をし、一方で時間に余裕があったらお見合いも継続するという流れが良いかと思います。

④仮交際中盤から、徐々にデートの時間を延ばしていく

仮交際も3回目ともなれば、お相手と一緒にいること自体は慣れてきている頃だと思います。

3回目以降のデートからは少しずつデートの時間を延ばしていきましょう。

4～5時間の半日デート、昼ご飯から夕飯までの1日デートなどです。

1日一緒にいても違和感なく居心地よく過ごせるのであれば、かなり相性が良いと考えて良いでしょう。

⑤仮交際の後半では、結婚後の価値観などのすり合わせもスタート

ご成婚退会までにはお互いの結婚観などや結婚後の生活のことについて話し合う場を持つ必要があるかと思います。

結婚観とは『二人が将来結婚するとしたらどの辺りに住みたいか』、『お互いの家族のこと』、『結婚後の子供のこと』、『金銭感覚』、『結婚後の仕事のこと』、『家事分担』などです。

これらの結婚観の話し合いのタイミングについてはケースバイケースではあるのですが、真剣交際に進んでから初めて結婚後の話をスタートし、お互いの価値観があまりにも合わないことに気付いてしまったらどうしましょう？

交際を続けるのは難しくなり、お別れしてまたお見合いからスタートということにもなりかねません。

そうならないためにも複数の交際相手がいる仮交際中に、真剣交際を考えているお相手とは結婚後の話をスタートさせておきましょう。

その際、気になる点などはカウンセラーを通じてお相手側に確認することも可能ですので、お相手本人に直接聞きにくいことは、是非カウンセラーを通じて確認してみてください。

⑥「真剣交際」に進みたい意思を、男性から女性にお伝えする

1.5ヶ月前後の仮交際期間で毎週デートし、毎日LINEでやり取りし、結婚後の生活についても概ね確認でき『この人と結婚を前提としたお付き合いをしたい』と思ったら、その思いを是非、男性から女性にお伝えしましょう。

ただしタイミングについては双方のカウンセラーが間に入り、お互いの気持ちが決まっていることを確認してからとなります。

真剣交際のポイント

①交際相手を1人に絞る

真剣交際と仮交際の最大の違いは、交際相手をお1人に絞り、結婚を前提としたお付き合いをスタートするということです。

仮交際の⑤でもご説明した結婚観などや結婚後の生活のこと、住む場所などを話し合い、気になる点、不安な点もクリアにしていきます。

②プロポーズをする

プロポーズについては次回の『プロポーズ編』で詳しくお伝えしますが、流れとしては真剣交際中に男性から女性にプロポーズをしていただきます。

③必要に応じて、親御様へのご挨拶をする

基本的にはプロポーズを承諾いただければご成婚退会は整った状態ではありますが、どちらかの会員様や親御様が望む場合はプロポーズの前後でご両家の親御様へのご挨拶をするケースもあります。

ただし必ずしもご両家とも限らず、女性会員様だけがプロポーズの前に男性会員様のご両親にお会いしたいケースなど、状況に応じて実施します。

ご両家へのご挨拶をする意味合いとしては、会員様自身が何らかの気がかりな点を残したまま退会をしないというためです。

したがって会員様がお二人が、ご両家への挨拶はご成婚退会後で問題ないと考える場合は、プロポーズの承諾でご成婚となります。

まとめ

結婚相談所での交際について、イメージができてきましたか？

仮交際、真剣交際など普段は使わない言葉も出てきましたし、複数人と当時交際が可能などわかりにくい部分も多いと思います。

本ブログがその解消になりましたら嬉しく思います。

お見合い前の準備期間、お見合いを経て交際まで進むのはある程度時間が掛かる場合もありますが、しっかりと準備をしていれば仮交際まで進むことは可能です。

真剣交際となると、複数の交際相手の中からお互いがお互いを選ぶという事になるのでハードルは上がります。

しかし将来の結婚生活のことをしっかりと考え、お相手と向き合って話し合いができる方であれば、真剣交際に進むことも十分に可能です。

結婚相談所での活動のコツをしっかりと実行していただき、是非仮交際、真剣交際を楽しんでください。

次回はいよいよ『⑫プロポーズ編』になります。

楽しみにしていてください。