Vol.70 真剣交際直前、でも油断しないで!
- こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。
今日は「Vol.70 真剣交際直前、でも油断しないで!」といったテーマでお話したいと思います。
真剣交際に進む前は複数の方と同時並行でお付き合いができる「仮交際」期間です。
例えば結婚相談所で活動しているAさんが、Bさん、Cさんという2人の異性と仮交際をしているとしましょう。Aさんの中で第一希望はBさんです。できればBさんと真剣交際に進みたいと思っています。でもCさんも、Bさんと比較してしまうとやや希望からは逸れますが、それでもとっても素敵な方です。Cさんを結婚相手として選んでも、十分幸せになれそうです。しかも、Cさんからは、カウンセラーを通じて、Aさんにかなり好意を抱いているとの連絡をいただいています。
さて、Bさん、Cさんとの仮交際も進み、そろそろどちらの方と真剣交際に進むか検討するタイミングに差し掛かってきました。とはいえ、お相手様あってのことです。BさんはAさんのことに好意は持っているようですが、他に2人の方と仮交際をしているようです。
この場合、よくある対応として、Bさんに対する力の入れ方と、Cさんに対する力の入れ方が大きく変えてしまうことです。力の入れ方として「Bさん8」対「Cさん2」そのようなイメージになってしまうのです。
具体的にお話すると、交際1ヶ月くらいまではBさん、Cさんとも週1回のペースでデートをし、LINEのやり取りは毎日行っていました。しかし、真剣交際への決断が近づくにつれて、Bさんとは引き続き週1回でデートを行い、毎日LINEをしているのに、Cさんとは月1回のデート、LINEも1週間に一度、場合よってはお相手からLINEがあっても、1週間も放置している、こんな対応を取られてしまう方もいらっしゃいます。
結婚相談所では、仮交際期間は複数交際が認められています。とはいえ、上記のCさんに対するような対応は良くないと思います。これでは単に、Bさんと真剣交際に進むまでの引き延ばしです。Cさんに対するこの対応、どう思われますか?
そしてAさんにとって最悪なケースなのが、しびれを切らしたCさんから交際終了の連絡が入ることです。このようになってしまう方は、意外と多いのです。でもAさんとしては、第一希望のBさんとの仮交際は続いているので、Cさんから交際終了の連絡があったことについては多少気にはしていても、Bさんのことで頭がいっぱいだと、事の重大さに気付いていないときがあります。
更に悪夢は続きます。Bさんとの仮交際の雲行きが怪しくなってきました。Bさんはどうやら、別の方との真剣交際を考えているようです。そして一番最悪なケースは、Bさんからも交際終了のご連絡が入り、交際している人が誰もいなくなってしまうことです。
では「一番最悪なケース」になってしまったのは何故でしょうか?そうです、Cさんへの対応をおろそかにしてしまったからに他なりません。Cさんと結婚しても、十分に幸せになれるAさんは思っていました。でもより素敵なBさんとも交際していたため、Cさんに対して塩対応をしてしまったからです。
結婚相談所における複数交際というのは、他の恋愛では普通は経験しないので、難しいのですが、複数交際をする以上、どの方に対しても誠実に対応するのがマナーだと考えます。単なる引き延ばしのための仮交際で、今後も真剣交際に進む見込みが全くないと思われる人とは、こちらから交際を終了することがある意味優しさかもしれません。何故ならその方は、仮にあなたと交際していることで、他の方との交際をお断りしていたり、お見合いをストップしているかもしれないのです。要は引き延ばしのための仮交際が、お相手の大切な時間を奪ってしまうのです。
私としては自分の会員様の幸せを第一に考えますが、一方で婚活している全ての方に幸せな結婚をして頂きたいと思っています。
話を戻して、もしBさんとの仮交際中、Cさんとも少なくとも月に2、3回のデートをし、LINEも毎日とはいわなくても、2日に1回はちゃんと返していたら、Cさんから交際終了の連絡は入らなかったかもしれません。そうすれば、Bさんから残念ながら交際終了の連絡を受けても、Cさんと真剣交際に向けたお付き合いをできた訳です。
もし、結婚相談所で活動される際は、参考にしていただけると幸いです。
結婚相談所で結婚したカウンセラー夫婦による神奈川県横浜市の相談所です。
私たちもあらゆる婚活を経験してきました。それぞれの会員様に合わせたオーダーメイドのサポートをいたしますので、無理なく婚活を始めていただけます。
1年後の幸せなご結婚を目指し、私たちと一緒に頑張っていきましょう!