Vol.68 真剣交際が終了してしまうこともある

Vol.68 真剣交際が終了してしまうこともある
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こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。


今日は「Vol.68 真剣交際が終了してしまうこともある」というテーマでお話したいと思います。

先日、ある男性会員様の真剣交際が終了してしまいました。

その前にまず「真剣交際」についてですが、「真剣交際」とは結婚相談所において、交際相手をお一人に絞った交際となります。なお、結婚相談所では「友達以上恋人未満」とする「仮交際」については、複数の方との交際を認めています。

今回の男性はこの「真剣交際」に入って、数回デートを重ねたところで、交際が終了となってしまいました。

理由は何点かありまして、

① 真剣交際に入る前に、お互いに敬語を使っていて、距離を縮めていなかったこと。
② 真剣交際に入る前に、結婚後の生活についての話し合いがされていなかったこと。
③ 真剣交際に入って、お相手女性のモチベーションが急激に下がってしまったこと。
④ お相手女性のモチベーションが下がった後も、それについての話し合いが当人同士でされなかったこと。

です。真剣交際に進み、その後の成婚まで行く道のりはいくつかの超えなくてはならない山があります。今回、真剣交際が終了になった要因を作ったのが上記の①~②ではあるのですが、カバーできないほどの内容ではありません。真剣交際に入ったことを機に、「タメ語を使おう」とお互い提案すれば良いですし、真剣交際に入ってから、結婚後の話を少しずつしていき、ご成婚されるケースもたくさんあります。

今回のポイントは③から④の流れです。③のように、一時的に一方のモチベーションが急激に下がってしまうこと自体も場合によってはあります。

では交際が終了してしまった一番の理由は何でしょうか。それはお相手女性のモチベーションが下がった後に、話し合いが行われなかったことだと思います。

実は、真剣交際に入って1回目のデートでお相手女性のモチベーションが下がってしまったことは、相談所を通じて把握しており、そのことを男性にも伝えていました。その上で、2回目のデートでは、モチベーションが下がってしまったことついて、現在の正直に気持ちを話し合いましょうと事前に打合せしていました。

しかし、真剣交際2回目のデートでもその話し合いはされず、雰囲気だけは重いまま、デートは終わりました。3回目も、上手く行っていない理由について当人同士の話し合いが持たれることはなく、その後交際終了となりました。

2人の気持ち、温度が違うこと自体は当然あります。それを合わせていくことで、ご成婚まで進むわけです。それに一番大事なことはコミュニケーションです。

気持ちにずれがある時こそ、時間を掛けてコミュニケーションを取ることで、関係を改善することができると思います。コミュニケーションは、やはり言葉で伝えるということが大切です。でも上手く伝えることは重要ではありません。解決に向けた話し合いをしようという気持ちが一番大切です。

この2人は今回の交際終了で少なからず挫折を味わい、かなり落ち込んだと思います。しかし2人が今回の経験を糧に、これからご交際されるお相手の方とは建設的なコミュニケーションを取り、素敵なご結婚をしていただくことを、心から願っています。

プロスペクティブスタートについて

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