Vol.398 【成婚者はやっている】お見合い場所の提示でライバルに差を付ける秘訣
- こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。
今日は「Vol.398 【成婚者はやっている】お見合い場所の提示でライバルに差を付ける秘訣」といったテーマでお話ししたいと思います。
結婚相談所でのお見合い場所は、お見合いを申し込まれた側が決められる優先権があります。
例えば神奈川県の方が東京都の方にお見合いを申し込まれたとします。
この場合は、
神奈川県の方:お見合いを申し込まれた側(『申し受け側』ともいいます)
東京都の方:お見合いを申し込んだ側(『申し込み側』ともいいます)
となります。
ですので、申し受け側の神奈川県の方が場所を決める優先権があります。
神奈川県でお見合いが組まれる場合、よくお見合い場所に選定される駅は横浜駅です。
横浜駅周辺には『横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ』などのお見合いに使えるシティホテルがあります。
ですので、今回申し受け側の神奈川県の方は『場所は横浜駅周辺でお願いします』と言ってももちろん良いのです。
こちらに場所を決める優先権がありますからね。
しかし、ご成婚退会されていった方や婚活が上手く行っている方を見ると、自分が申し受け側にも関わらず、積極的にお相手からのアクセスを考慮した場所を提示する傾向があります。
これは男女限らずで、女性でもそうする人はいます。
今回であればアクセスとしては横浜駅の方が良いところを、あえて『品川駅』、『東京駅』、『新宿駅』辺りを提示します。
お相手が東京都の何区なのか、何市なのかがわかっていれば更に提示しやすいのですが、結婚相談所でのプロフィールの掲載は都道府県までにしている方が多いです。
任意で市、区も掲載できますが都道府県までの記載にしている方が多い印象です。
ですのでお相手が東京都のどこに住んでいるかが分からないことが多いため、神奈川県から向かう際の東京の入口付近である『品川駅』、『東京駅』、『新宿駅』辺りであれば、お互い無駄に移動する必要もありません。
こういった形で、神奈川県にお住いにも関わらず、東京都のターミナル駅を提示してくれるとお相手は確実に
『私が東京都だから、配慮してくれた』
と思ってくれます。
これはお見合いをやる前の段階で、強力なアドバンテージになります。
というのは、これをやっていない方も多いからです。
自分が申し受け側で場所を決める優先権がある訳ですから、なるべく自分の家からのアクセスが良い場所を選びたいと考えるのは当然と言えば当然です。
こういった考え方の方が多い中、あなたがもしお相手のアクセスを配慮した場所の提示をすると、確実に感謝されます。
そしてあなたに対して好感を持ちます。
では次は
神奈川県の方:お見合いを申し込まれた側(申し受け側)
埼玉県の方:お見合いを申し込んだ側(申し込み側)
のパターンではどの辺りを提示するのが良いでしょうか?
この場合もお相手が埼玉のどこに住んでいるかは分かりません。
私は新宿、池袋辺りを提示すると相手はあなたに対して好意を抱いてくれると思います。
余裕があれば更に埼玉寄りや、場合に寄っては埼玉県内を提示しても構いません。
ただ神奈川県の方が申し受け側で、埼玉を提示するのは若干やり過ぎな気もするので、東京都内で十分です。
これを読みながら、
『まずい、今までお相手が埼玉県でも千葉県でも横浜を提示していた・・・』
と思ったあなた。
別に悪いことではありません。
お見合い場所を決める優先権は申し受け側にある訳で、お相手はそれもわかって神奈川県のあなたに申し込んでいるはずです。
ただ、それでも人によっては
『自分が埼玉県に住んでいることがわかっているのに、横浜を提示されるとこちらが申し込み側とわかっていても、テンションが下がる』
『思いやりがないと思う』
と感じる方はいます。
主にこれは女性に多いでしょう。
(※逆に男性は、埼玉県であっても千葉県であっても神奈川県に来るつもりで神奈川県の女性に申し込んでいる方が多いと思います。)
『好きで申し込んでいるのに、そう感じる方がおかしい!』
と理不尽に感じるかもしれませんが、女性を中心にテンションが下がる人も一定数います。
ですので、私は自分が神奈川県、お相手が東京都なら横浜を提示でも良いと思いますが、お相手が埼玉県や千葉県なら、できれば東京都で提示することをおすすめします。
しかしここでもう一つ問題があります。
神奈川県に住んでいるあなた自身が、
『自分が申し受け側で場所を決める優先権があるのに、どうしてお相手の住まいに配慮した場所の提示をする必要があるんですか?』
と感じる場合です。
あなたがこう感じるのであれば無理をして東京都を提示する必要はありません。
移動にも時間が掛かりますし、交通費も余分に掛かりますからね。
ただし1つ覚えておいてほしいことは自分にアクセスが良い場所を提示することで、あなた自身の婚活が長引く可能性があるということです。
婚活が長引けば、費用もその分掛かります。
『自分のアクセスの良い場所を提示したい』
という考えの根底にあるのは
『お相手に合わせてもらいたい』
『自分はお相手に合わせたくない』
といった思いかもしれません。
もしこういった考えが強いと、交際に進んだ後のデート場所の提示でもいつも自分のアクセスが良い場所をばかりを提示してお相手を疲れさせてしまったり、『思いやりがない』と思われてしまう可能性もあります。
ここまで読んで、
『いやいや、私は神奈川県といっても箱根に住んでいるので、横浜に行くだけでも十分に遠いんです』
という方もいると思います。
そういった方は東京都の方からの申し込みであったら横浜駅周辺を提示すれば十分です。
場合によってはお相手の方が横浜駅まで近いかもしれません。
その場合はお見合いの場で会話の流れで箱根に住んでいることをお伝えできれば、お相手は
『横浜まで来るのも大変でしたね』
と分かってくれると思います。
逆に気を付けていただきたいのは、自分の住まいが横浜市で、プロフィールのお住まいの欄に『横浜市』まで明記している方。
埼玉県の方からすると神奈川県のどこに住んでいるかが分からない状態で『横浜駅周辺』と提示されるのと、横浜市に住んでいることがわかっていて『横浜駅周辺』と提示されるのでは、後者の方により悪い印象を持つ可能性があります。
前者なら
『神奈川県といっても広いだろうから横浜駅まで結構遠いのかもしれない』
と好意的に見てくれるかもしれませんが、
『自分が横浜に住んでいて、私が埼玉県ってわかっているのに横浜駅周辺を提示してくるって・・・』
と更にネガティブイメージを持たれかねません。
あなたからすると
『いやいや、横浜といっても結構広くて横浜駅までは一時間以上掛かるんです』
と言いたくなるかもしれません。
ただ、埼玉の方が横浜駅に行くよりは近いはずです。
ですので、お相手のアクセスも配慮した場所の提示ができると良いと思います。
それでもやはり自分のアクセスが良い場所を提示したい方は、女性限定ですがお相手に好感を与える方法があります。
それはお見合い場所の席の確保を女性側がやるということです。
お見合いで利用されるラウンジの多くは予約ができないため、どちらかが早く行って席を確保する必要がありますが、通常は男性が席を確保する場合が多いです。
※ただし、二人ともお相手任せだと、時間ぎりぎりに到着し、30分待ちでラウンジから移動するなんてこともあります。
神奈川県に住んでいる女性のあなたが、埼玉県の男性に申し込まれて横浜駅周辺でのお見合いを提示した際、男性は
『ちょっと遠いな』
と感じるかもしれません。
でも場所と日程が確定した際に、カウンセラー経由で
『今回は埼玉県から横浜駅までお越しいただくので、お席は私の方でお取りしておきます』
と言えれば、男性が横浜駅まで行くことにネガティブイメージを持っていたとしてもだいぶ緩和されますし、元々横浜駅まで来るつもりだった男性であれば、あなたに好感を持ってくれるはずです。
何故なら多くの男性は『席を確保するのは男性の役目』と理解しているからです。
(そうでない男性もいますが・・)
長くなりましたが、いかがでしたでしょうか?
あなた自身が無理をする必要はありませんが、お相手へちょっとした配慮をすることで、結果として婚活がスムーズに進むのであればメリットも大きいはずです。
『お見合い場所の提示をお相手に配慮すること』は、結婚後の働き方、住まい、子供についての考えなどの『大きな価値観をお相手に合わせて歩み寄ること』に比べると、どうしても譲れない問題ではないと思います。
こうしたちょっとした配慮を積み重ねていくことで、大きな価値観のすり合わせの際に、お相手があなたに歩み寄ってくれるかもしれません。
今後の婚活の参考にしていただけたらと思います。
結婚相談所で結婚したカウンセラー夫婦による神奈川県横浜市の相談所です。
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