Vol.321 お見合いで【話題に困った時】のとっておきの対処法

Vol.321 お見合いで【話題に困った時】のとっておきの対処法
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こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。

今日は「Vol.321 お見合いで【話題に困った時】のとっておきの対処法」といったテーマでお話ししたいと思います。

先日、ある20代女性会員Oさんとの面談で、

『お見合いで1時間会話を続けるのが難しい』
『沈黙になった時、瞬時に言葉が出ない』

という悩みを伺いました。

この悩み、おそらくほとんどの婚活者が一度は感じる悩みかと思います。

結婚相談所でのお見合いでは、初対面の異性と1時間(オンラインだと40分)程度、お話をしないといけません。

もちろん、お互いプロフィールは事前に確認しているので、ある程度の情報は分かっています。

プロフィールに書かれた内容を踏まえて会話を広げていくのですが、途中で用意していた質問が終わってしまったり、質問をしても一問一答の面接のようになってしまい、会話が盛り上がらないケースはよくあることです。

Oさんも正にそうで、
『質問をお互いしているが、面接みたいになってしまう』
『同じ話がループしてしまうこともある』

といった課題がありました。

ではあなたならこういった課題、どのように対処しますか?

まず『質問をお互いしているが、面接みたいになってしまう』についてですが、これは質問の内容が、『はい/いいえ』で答えられる質問であったり、特定の単語を言えば終わる質問になっている可能性があります。

例えばですが、

『お休みは土日ですか?』⇒『そうです』(はい/いいえ)
『好きな芸能人は誰ですか?』⇒『向井理です』(特定の単語)
『高校の時は部活はやっていましたか?』⇒『やっていました』(はい/いいえ)
『部活は何部だったんですか?』⇒『野球部でした』(特定の単語)

といった具合です。

このような質問のことを『クローズド・クエスチョン』と言います。

『閉じられた質問』という意味です。

決してこのような質問をしたらいけない訳ではないのですが、このような質問だけだと、やはり面接のような雰囲気になってしまいます。

親しい友人との会話であれば、このような質問をしても

『野球部だったんだけど、ピッチャーをやっていたんだ!高校3年生の時は県大会で準決勝まで行って、こう見えて結構強かったんだよね(笑)甲子園に行けなかったのが悔しかったけど、部活の雰囲気はすごく良くて~~~』

といった感じで、色々と話をしてくれるでしょう。

ただ初対面の人が相手だと、話す方も心理的なブレーキが掛かります。

『いきなり自分から色々と話始めたら引かれるのではないか』
『相手にたくさん話してもらうために、自分のことはあまり話さないようにしよう』

と思っても無理はありません。

ですので、お相手に

『あなたのことに興味を持っています』
『あなたのお話を聞かせてください』

というメッセージを送るためにも、クローズド・クエスチョンだけではなく、徐々にオープン・クエスチョンを取り入れていく必要があります。

『オープン・クエスチョン』とは、相手が自由に答えられるような質問の仕方になります。

先ほどのクローズド・クエスチョンの例を応用すると

『お休みの日はどんなことをして過ごしているんですか?』
『向井理のどんなところがお好きなんですか?』
『野球を始めたきっかけはなんだったですか?』
『高校3年間での野球部での出来事で、どんなこと思い出に残っていますか?』

といった感じになります。

こういった質問であれば、ある程度相手が自由に話してくれ、会話が広がります。

ただ、こういった質問をしても

『(向井理の)顔です』とか

『(野球を始めたきっかけは)兄がやっていたからです』

とか、あまり会話が続かないかもしれません。

そうしたら、

『顔めちゃくちゃカッコいいですよね!向井理の好きな主演ドラマとかあるんですか?』とか

『お兄さんもやられていたんですね!お兄さんとは仲が良いんですか?』

とか質問をしながら、会話を広げて行きましょう。

お相手も何度かこうやって聞かれているうちに

『自分に興味を持ってくれているんだ』
『自分のことを積極的に話してもいいんだ』

と思ってくるので、そうしたら徐々に会話が盛り上がってくるはずです。

このようにクローズド・クエスチョンから会話をスタートして、徐々にオープン・クエスチョンに切り替えていくのが、会話が上手く盛り上がるコツです。

ただし、このように質問をしていても、全く会話が盛り上がらない場合もあります。

その場合はどちらが悪い訳ではなくて『たまたま波長が合わなかった』、『ご縁がなかった』と考えましょう。

お互い1時間がどうしても厳しいようでしたら、少し早めに切り上げても良いと思います。

では次に、

『同じ話がループしてしまうこともある』

時の対処法です。

これは結論から言うと、同じ話がループしてしまっても構いません。

話題がなくなってしまったと感じたら、むしろ、少し前にしていた話題に戻って、その話題を更に掘り下げるという方法があります。

先ほどの例で言うと、野球部の話をしていて『始めたきっかけ』や『思い出』については聞いていました。

それなら次は『野球の面白いと思うところ』を聞いてもいいし、『一番大変だったこと』や『顧問の先生はどんな先生だったのか』といった質問をしてもいい。

こういった質問をすれば、先ほどと同じ野球部のことを話題にしていても、別のテーマについてなので、全く同じ話にしている感じにはなりませんよね?

こういった感じで話を広げる練習をすることで、1時間程度の会話が続くようになります。

しかし、それでも沈黙になってしまった場合はどうするか?

こちらについては、次回のブログでじっくりとご説明します!

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