Vol.275 成婚退会お相手男性よりご挨拶♪両家ご挨拶のポイントは?
- こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。
今日は「Vol.275 成婚退会お相手男性よりご挨拶♪両家ご挨拶のポイントは?」といったテーマでお話ししたいと思います。
先週は、先日ご成婚退会された女性会員さんのお相手男性さんから、
『是非、一度ご挨拶させてください!』
との申し出により、妻と2人で、初めてお会いさせていただきました。
いやー、彼も彼女もとっても若いのですが、こういうご挨拶ができることが純粋にすごいと思います。
自分がお世話になった結婚相談所のカウンセラーに、お礼のご挨拶をしたいというところまでは、まぁわかります。
でも、自分が直接お世話にはなっていない、お相手異性のカウンセラーにまで挨拶に行こうという発想が、普通浮かびますか!?
私はこの申し出を受けた時点で、なんて立派な方なんだと思いました。
しかも、彼は私よりも1回り以上、年下の方。
私は5年前に結婚相談所で成婚退会した時、妻のカウンセラーさんにまで挨拶に行くことは、全く思い付きませんでした(>_<)
5年前の自分に彼の爪の垢を煎じて飲ませたいくらいです。
世の中には若くてもこういうことが自然にできる人がいるんですね。
そして、この日は横浜髙島屋の『ベイカフェヨコハマ 銀座ウェスト』をご挨拶の場所としてご用意。
席の間隔もゆったりしていて、入り口では検温もあり、ゆっくりと落ち着いてお話ができました。
当日は入口の外で、はじめましてのご挨拶。
そして席に着いた後、『こちら、ご家族で召し上がってください』とご挨拶の品をいただきました!
頂いたものは『博多 西通りプリン』。
おそらく婚約者である彼女から事前にリサーチしていたのか、我が家の2人の娘の分を合わせた4つのプリンが!
この辺りの気遣いも素敵ですよね~♪
クリスマスに、家族4人で美味しく頂きました。
そういえば、こちらはお知らせするのを忘れていたのですが、会員さんである彼女からも、先日の成婚のお祝いの際に、お礼の品を頂いていましたので、ご紹介します!
頂いたものは、『DEAN&DELUCA』のクッキー、チョコレート、紅茶(^^♪
クッキー、チョコレートは家族4人で、紅茶は妻と仕事の合間に頂いています!
Kさん、お気遣いありがとうございました!
ちなみに、彼女には私たちから、成婚のお祝い品を贈らせて頂きました。
アフタヌーンティーの写真立て。
これから、お二人の思い出の写真を飾ってもらえると嬉しいです♪
だいぶ、前置きが長くなってしまいましたが、この日は、活動中の二人の交際、思い出のデート、プロポーズのお話などを聞かせてもらいました。
彼とは初対面ではありましたが、彼のカウンセラーさん経由で、彼の毎回のデート報告内容のポイントを伺っていました。
しかも、彼も毎回しっかりとデート報告をする方だったので、私は会員さんであるKさんのデート報告を受けなくても、実は、かなり詳しいデートの内容を知っていました(笑)
次回のデートの予定についても、Kさんよりも詳しくご報告されてことも多かったので、私は内心、
『Kさんからは聞いていないけど、次回はこんなデートをするんですね~』
とか
『プロポーズの日程はここね。Kさんも心の準備は既に整っているから、大丈夫そう』
とか、事前に把握することができて、とてもサポートがしやすかったことを覚えています。
こういった話は、活動中には当然Kさんにお伝えしないのですが、全てが無事に成功したあとに、活動中には話せなかった思い出話をするのは楽しいですね(笑)
ちなみに彼は、本当にKさんのことが大好きで、写真もたくさん撮ってくれるそう。
私たちがお願いして、これまでの思い出のお写真なども色々と見せてもらいました。
Kさんがとても愛されていることが伝わってきて、私たちもまたまた嬉しくなりました。
さて、一通り、活動中のお話をした後は、今後について。
結婚相談所でご成婚をされたら、結婚式、ハネムーンの準備が最初と思っている方もいるかもしれませんが、まずやらなくてはならないことが、ご両家へのご挨拶です。
実はこのご両家へのご挨拶、とっても緊張するんです。
特に、お相手のお義父さん、お義母さんへのご挨拶。
その中でも、男性なら女性のお義父さんに結婚を認めてもらえるか?
女性なら男性のお義母さんに彼のお嫁さんとして認めてもらえるか?
今、結婚しているほとんどのカップルが通ってきている道なので、最後は何とかなるはずなのですが、当事者としてその場に臨む瞬間は、本当に緊張すると思います。
Kさんとお相手男性の両家ご挨拶は、Kさんが彼のご両親にご挨拶に行く方が先になりました。
そこで彼女からは
『プロポーズをお受けしているが、婚約指輪をしていくべきか、つけずに持っていくべきか』
といった質問を受けました。
そこでKさん、お相手男性、私、妻の4人で作戦会議。
喧々諤々協議の結果、
『まだ、お相手男性のご両親はKさんのことを認めているかはわからないから、ひとまず指輪は外して持っていき、タイミングがあったらお見せする』
という話しに落ち着きました。
ちなみに我が家の場合は、両家ご挨拶は私が妻のお義父さん、お義母さんに先に挨拶に行き、その後、妻が私の両親に挨拶に来ました。
うちの両親は、私のことを
『こいつは、結婚は難しい』
と思っていたので、結婚してくれる女性が現れたことを手放しで喜んでいました。
そのため、将来の離婚を恐れてか、
『香織ちゃん、申し訳ないけど返品は受け付けないからね』
と言っていたほど・・・
ですので、妻が婚約指輪をつけていっても何ら問題なく、
『えーーー!香織ちゃん、指輪、見せて見せて!』
と母の方が興奮していました(^^;
しかし、Kさんの場合は、挨拶に行くにあたり、一つ気掛かりなことが。
彼女は先日26歳になったばかりで、ミュージカル、ダンスの夢を追っている真っ最中。
ですので、お仕事は正社員などでは働いておらず、現在はアルバイトです。
『その部分について、何か言われるのではないか』
『ミュージカルはいつまでやるのかと聞かれるのではないか』
といった不安がありました。
そこで、私は彼の考えを聞いてみました。
すると彼は
『私は、自分の稼ぎだけで生活していく形で、全然良いと思っています』
『彼女には、ミュージカルの夢に挑戦してもらいたいです』
それであれば、何ら問題ないじゃないですか!と思ったのですが、問題はKさんのご両親が、
『それでもまずは働いた方が良いのでは』
という意見を仰った場合、どう説明するか、ということについて。
そこで、こんな風に私なりの考えをお伝えしました。
私の場合は、妻と私の両親、特に母親の意見が違った場合は、100%妻の側に立っています。
何故なら、我が家の運営は、私と妻で話し合って決めるものだから。
私たちの働き方、住む場所、結婚前後のイベント、結婚後のあらゆるイベント。
これらの選択を全て私と妻でやっていて、選択の結果が良い結果であっても、悪い結果であっても、全て自分たちが負わなくてはなりません。
確かに両親も家族はあるのですが、私たち夫婦にとっては、私と妻、そして今では二人の娘を加えた4人が
『自分たちの家族』
です。
そして、私が妻と話し合って決めたこと、妻に約束したことを、両親の鶴の一声で覆ってしまったら、妻からしたら、
『え?二人で話し合ったことは、一体どうなっちゃったの???』
ってなりますよね?
なので、私は二人で決めたことは、気持ちとしてはそこから1mmも動かさないつもりです。
母親に何か言われても
『それはできない。申し訳ないけど、却下』
です。
私も母もお互い気が強くて、物事をはっきり言う方なので、よく言い合いになるのですが、仲は良いです(笑)
これから結婚する男性には特に覚えておいてほしいのですが、絶対に母親よりも奥さんの意見を大事にしないといけませんよー。
究極の話、奥さんと信頼し合え、がっちりと強固に結び付いた関係を構築できていたら、全世界を敵にしてもあなたは生きていけます。
だって、どんな時も、奥さんだけはあなたの味方なんですから。
それなのにあなたが、奥さんの意見よりも、他の誰かの意見に耳を傾けてしまったら?
奥さんとの関係がガラガラと崩れていって、奥さんはあなたから離れていくかもしれない。
ちなみ私は、人生のミッションステートメントを作って手帳の見やすい場所にはさんでいますが、冒頭に1行目に
『私は、妻との関係性を第一に考えて行動する』
と書いています。
結婚したら、妻を大事にすることが本当に全てと言っても過言ではなく、仕事でいくら成功していようが、妻と上手くいっていなかったら、その人は幸せにはなれないと思います。
そして私は結婚相談所を運営していることもあり、自分が幸せな結婚生活を送ることを心掛けています。
でないと、会員さんに幸せな結婚について語れませんから!
だいぶ私の持論を語ってしまいましたが、結婚前後で、両親は、特に悪気もなく色々好き勝手なことを言ってきます(^^;
我が家の場合は、両家顔合わせの場所について、両親が
『戸塚の駅近くの「きじま本陣」にすれば?』
と軽い感じで言ってきました。
きじま本陣とは、戸塚駅近くにある会席料理のお店で、両家顔合わせに使っても良さそうなお店。
でも、問題はそこではなーーーい!!!
私の実家は横浜の戸塚、妻の実家は栃木の小山。
『あなた方は戸塚までのバス移動で済みますが、あちらのご両親には小山からはるばる2時間以上電車に乗らせて、戸塚まで来いと言うのですか???』
と唖然としました。
バランス感覚が無さ過ぎる。
うちの両親がこんなことを言っていることは、絶対に妻のご両親の耳に入れてはいけないと思いました。
そして、こんなことを妻に
『戸塚ということで、お義父さん、お義母さんにお願いしてもらってもいいかな?』
なんて聞いて、妻に難しい判断を委ねることは絶対にしてはならない。
両親の意見は、私の独断で、その場で却下。
『場所は、両家の間を取るから』
とだけ伝えて、妻と相談して銀座のお店を予約して、両家をご招待しました。
銀座にしたのは、ご年配の方を招待するにも、銀座なら相応しい場所だろうと思ったからです。
私もその時37歳だったので、見栄を張りたかったのもありますが(笑)
若い方でも、ご両親と仲良くやっていることは、とても素晴らしいです。
でもね、『結婚しても両親の言うことはいつも聞かないといけない』という考えがあるとしたら、それは今すぐ捨ててください!
あなたが新しく作る新しい家族は、あなたとパートナーの二人が主人公になって作り上げていくものであり、あなたとパートナーが決めていいんです。
あなたがパートナーのことよりも両親のことに耳を傾けていたら、ほどなくパートナーの気持ちは離れてゆき、いずれは離婚です。
あなたはあなたで、両親に育ててもらった家族から一定の距離を置いて、新しい家族をパートナーと作っていく、その意識、自覚を持ってほしいと思います。
すみません、だいぶ長くなってきましたね。
いい加減に話をまとめろ!という声も聞こえてきそうなので、Kさんたちの話に戻します。
お相手男性は、私たちと話をするまでは、Kさんとご両親の意見を上手く取りまとめるつもりだったらしいです。
それはそれで素晴らしいことですが、双方の話を調整するのって結構で難しいことです。
間を取ったら、Kさんにもミュージカルの夢を、多少妥協させることになるかもしれない。
そこまでは話しませんでしたが、彼も私の熱弁に何か感じ取ってくれたようで、
『とても参考になりました。ありがとうございました』
と言ってくれました。
そして私たちが4人で集まった数日後、Kさんが彼のご両親に挨拶に行きました。
結果は・・・
ご両親はとても優しく、Kさんの今後の働き方などについては聞いてこないで、両家顔合わせの話や結婚式をやるのかどうかといった話をされたそうです。
もしかしたら、彼が事前にご両親にしっかりと釘を刺しておいてくれたのか、もしくはご両親がこれからお嫁さんになる女性に、そこまで立ち入るべきではないと考えてくれたのか、そこのところは分からないのですが、何はともあれ、Kさんのご挨拶は穏やかに終了したようです。
最後に、Kさんとお相手男性のツーショットを♪
Kさんは愛されオーラ、幸せオーラ全開で、二人の仲睦まじい姿を見ながら、私と妻は終始ニヤニヤしっぱなしだったのでした(笑)
また何か進捗があったら、ご報告、楽しみにしています!
結婚相談所で結婚したカウンセラー夫婦による神奈川県横浜市の相談所です。
私たちもあらゆる婚活を経験してきました。それぞれの会員様に合わせたオーダーメイドのサポートをいたしますので、無理なく婚活を始めていただけます。
1年後の幸せなご結婚を目指し、私たちと一緒に頑張っていきましょう!