Vol.273 40代シングルマザーがプロポーズを受けるまでの7ヶ月
- こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。
今日は「Vol.273 40代シングルマザーがプロポーズを受けるまでの7ヶ月」といったテーマでお話ししたいと思います。
最近、幸せのご報告が続いているプロスペクティブスタートですが、先週も
『お相手男性から、プロポーズを受けました!』
との嬉しいご報告をいただきました(^^♪
彼女は、40代前半のシングルマザーの方です。
小学4年生のお嬢様がいらっしゃって、色々と活動に制限がある中、今年の春、婚活をスタートさせました。
私と妻は、2人の娘の子育てをしていますが、大人2人がかりでも子育ては半端なく大変な作業です。
それを彼女はたった1人でこなし、かつお仕事もして、一体いつ休んでいるのか、ほっとひと息つく暇はあるのか、本当に不思議でならないほど慌ただしい生活を送っていることが容易に想像できます(^^;
おそらく、自分一人のための時間はほとんど取れないでしょう(>_<)
しかし、そんな中、彼女はお嬢様のため、そしてご自身の幸せのために一歩踏み出しました。
彼女の活動で【良かったところ】、【すごかったところ】、【印象に残っていること】を何点かご紹介させていただきます。
自分にお見合いを申し込んでくれる人に積極的にOK返事を出して、お見合いをしたこと
彼女がお見合いの申し込みに対して、OK返事をした割合は約2割。
この割合を少ないと思うかもしれませんが、お見合い成立率の平均が約5%程度であることを考えると、多くの方にOK返事を出していたことになります。
お見合い後の交際成立率も非常に高く、12件のお見合いで、7件の交際が成立したこと
シングルマザーという条件面のハンデがあったにもかかわらず、比較的たくさんのお見合いが組めて、お見合い後の交際成立率も58%と非常に高かったのも1つの特徴です。
おそらく、彼女の人当たりが良く柔らかい雰囲気が、お見合いをする多くの男性から好感を持たれたからだと思います。
そして1件1件のお見合いでの出会いを大切にしていたので、多くの方と交際に進み、またお一人お一人との交際も1、2回のデートで判断するのではなく、しっかりと回数を重ねて、お相手の良い面を知ろうとしていました。
毎回のデートにお嬢様を同伴させていたこと。そして、それがお相手男性に受け入れられていたこと
男性によっては、ある程度交際が深まるまでは、お子様抜きで2人きりで会いたいと考える男性もいます。
それでも初回デート、場合によってはお見合いからお嬢様同伴が受け入れられたのは、彼女とお嬢様の性格や、コミュニケーション力の高さによるものだったと思います。
毎回のデート報告でも、彼女はもちろん、お嬢様、そしてお相手男性からも、3人でデートすることをとても楽しんでいる姿が伝わってきました。
ちなみに、今回プロポーズをしてくださったお相手男性様は、お嬢様に優しく話かけてくれたり、プレゼントをくれたりするなど、お嬢様の気持ちもしっかり掴んでいました♪
このように、彼女の活動はとても上手く進んでいるように見えましたが、一方で課題もありました。
それは『真剣交際に進む男性を、なかなか1人に決められない』という問題でした。
少し話は前後してしましますが、ご入会前、彼女はお相手男性の年齢はできれば45歳位までが良いと言っていました。
40代前半の彼女からすれば、当然かもしれません。
しかし、プロフィールを公開して、婚活をスタートするまでに、
『55歳位までの方ならお会いしたい』
と柔軟に変化し、実際に婚活をスタートすると、40代前半~50代後半まで、実に幅広い年齢の方とお見合いをしました。
その中で、彼女が最後まで悩んでいたお相手男性が、50代後半のお二人。
最初は45歳位までを希望していた彼女でしたが、結果的に交際が長く続いたのは、自分よりも15歳以上、年上の50代後半の男性でした。
しかし、一方、真剣交際に進む前に悩み、葛藤もありました。
1つは、『2人ともとても良い人で決められない』という悩み。
そしてもう1つは、『15歳以上、年上ということがどうしても気になる』という悩みでした。
そんなお二人の男性との交際に揺れ動いた彼女が、真剣交際を決めた理由は
『居心地の良さ』と『頼りがい』
でした。
彼女が選んだ男性は、どちらか言うと寡黙で口数の少ないタイプの男性で、一方、選ばなかった方の男性は、自分のことをしっかりとお話するタイプの男性でした。
『口数が少ない/多い』と『居心地の良さ』、『頼りがい』は直接関係しませんが、お相手男性を結婚相手として見た時に、寡黙な方でも、結婚生活をしていく上で、何ら問題はないと感じたようでした。
そして当初気になっていた15歳以上、年上ということも、たくさんのデートを重ね、お相手男性の優しい人柄、そしていざという時の頼りがいに触れるうちに、結婚には年齢よりも大切のことがあることに気付かれたのだと思います。
ちなみに気になっている方もいるかと思いますが、『いざという時の頼りがい』については、実はとてもドラマチックなエピソードがありました。
その日はいつものように3人で、みなとみらいで食事をしていました。
お嬢様は午前中にインフルエンザの注射をしてから、3人で会ったのですが、食事中に急に体調悪くなり、身体や手が震えてきてしまったようです。
お嬢様は歩けないくらいぐったりしてしまい、お相手男性がタクシーを呼んで、近くの小児科に連れて行ってくれました。
ただ、その小児科も受け入れしてくれず、彼が救急車を呼んでくれ、一緒に同乗してくれたとのことでした。
母親でもある彼女は、お嬢様の緊急事態にパニックになってしまったようだったので、彼の行動を大変心強く感じたようです。
幸い、お嬢様は風邪の診断で、入院等にはなりませんでした。
彼女がこういった事態を経験し、お相手の優しさや頼りがいのようなものを強く感じたことも、真剣交際に進み、プロポーズをお受けした大きな理由の1つです。
今後は、成婚退会に向けて、親御様への挨拶も考えているようですが、このお二人であれば、結婚に向けた1つ1つのイベントを、着実に歩んで行かれると思っています。
ご成婚退会まであとわずかですが、しっかりと見守っていきたいと思います。
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