Vol.425 結婚観のすり合わせ、どこまでやるのが正解?婚活男女のリアルな悩み

最終更新日:2025年2月14日
- こんにちは!
20代・30代を中心とした結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤香織です♪
ママカウンセラーとして日々会員さまのサポートに励んでいます!
今日は「Vol.425 結婚観のすり合わせ、どこまでやるのが正解?婚活男女のリアルな悩み」といった、婚活中の誰もが直面する「結婚観のすり合わせ」について書こうと思います♪
1. 婚活の流れと「すり合わせ」のタイミング
結婚相談所での活動は、お見合いから始まり、仮交際、真剣交際、プロポーズ、そしてご成婚退会へと進みます。
真剣交際からプロポーズの間に、両家へのご挨拶を済ませるカップルもいますね。
さて、本題の結婚観のすり合わせですが、いつ頃から始めるのが良いのでしょうか?
これはカップルによって異なりますが、大体仮交際終盤から真剣交際にかけてが多いようです。
なぜカップルによってタイミングが違うのか?
それは、結婚観のすり合わせをある程度しないと真剣交際に進めないという価値観の人もいれば、真剣交際に入ってからじっくり話し合いたいという人もいるからです。
つまり、正解はないということ。
お互い話し合いたいタイミングが合っていれば問題ありません。
2. 結婚前に確認しておきたい「マスト項目」
結婚を決める前に、大まかな価値観は知っておきたいですよね。
・どの辺りに住みたいか?
・子どもは授かれたら嬉しいか?
・家計の管理はどうするか?
・共働きの場合、家事の分担はどうするか?
これらの項目について、お互いの考えを話し合ってみて「ちょっと違うかも...」と感じることがなければ、結婚に向けて話を進めても良いでしょう。
3. すり合わせ「マニア」には要注意!?
しかし、中にはすり合わせ「マニア」とでも言うべき方々もおられます。
まるでニンニクや生姜のように、すりおろして、すりおろして、とことんまで相手を理解しようとする方々です。
インターネットで検索すると、結婚観のすり合わせシートやアプリがたくさん出てきます。
何十項目にもわたる詳細な生活スタイルや性格、考え方をチェックし、答えを合わせていくのです。
正直、「そこまでやる必要ある?」と思ってしまいます。
チェック項目を読むだけで疲れちゃいそうですよね。
4. 結婚前の「すり合わせ」はほぼ無意味!?
既婚者の視点からすると、結婚前に日常生活の細かい部分まで擦り合わせるのは、ほぼ無意味に近いと思います。
だって、いくらチェックしたって、それはその時点での考えに過ぎないからです。
例えば、A子さんが「夫婦の理想の働き方」という項目に「共働き」とチェックしたとします。
しかし、結婚後に妊娠・出産を経験し、「子どもを保育園に預けてまで働きたくない!子どもの傍で成長を見届けたい」と価値観が変わり、専業主婦になることはよくある話です。
独身の頃は、自分の価値観や生活スタイルがコロコロ変わることはありませんが、結婚後はパートナーや子どもの影響で大きく変わる可能性があります。
5. 一番大切なのは「信頼関係」
一番大切なことは、結婚前にどれだけ多くの項目をすり合わせるかではありません。
人生には良い時も悪い時もあります。
夫婦にとって想定外のことが起きた時、お互いの考えを話し合い、より良い方向に物事を進めていけるかどうか。
それはまさに、相手を信じて支えるという「信頼関係」のなせる技なのです。
信頼関係は、結婚したからといってすぐに得られるものではありません。
一日一日を積み重ね、試行錯誤しながら、何が夫婦にとってベストなのかを選択し、決断していく。
その繰り返しが結婚生活なのです。
6. 結婚は「ギャンブル」!?
「結婚はギャンブル」という言葉があります。
多くの場合はネガティブなイメージで語られますが、私はある意味、的を得ていると思います。
結婚してみて初めて分かることなど、山ほどあります。
例えば、私たち夫婦の場合、結婚4年後に主人が脱サラして結婚相談所を立ち上げました。
結婚する時は都内に勤めるサラリーマンだったのに...!
人生、いつ何が起きるか分からないのです。
7. すり合わせは「ほどほど」に
「これだけは絶対譲れない」「ここだけは確認しておきたい」というポイントを3〜5個くらいにまとめて、それがクリアになればあとは2人で相談してやっていこうと思える相手とのご縁を見つけられると良いですね。
最後に
「どうしてもシートを使って確認したい!」という場合は、相手も快く付き合ってくれることが大前提です。
相手が乗り気でない場合は、すり合わせを強行すると「結婚後も細かく言われるのかな...」と不安に思われてしまう可能性があります。
また、日々のサポートの経験上、すり合わせシートを使う方に限って、結婚そのものへの覚悟が定まっていないことが多いように感じます。
結婚することが怖いから、あれこれと確認して少しでも安心できる材料を揃えたくなるなるのかもしれません。
結婚という未知なる体験や、環境がガラッと変わることへの不安な気持ちは誰しもあります。
しかし、ご成婚を叶えるために必要なことは、すり合わせシートの記入ではありません。
「結婚したら色んなことがあると思うけど、それでもあなたの隣りで新しい人生を一緒に生きていきたい」
という強い思いと、お互いの人生に責任を取るという覚悟なのです。
すり合わせばかりしようとしてしまう時は、結婚すること自体に臆していないか自分に問いかけてみましょう。
もし不安があるなら、その根っこにあるものは何かを考えてみてください。
結婚観のすり合わせはほどほどにして、「この人とならやっていける!」と思える相手を見つけることが、幸せな結婚への第一歩です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
では、また次回のブログ、頑張ります(^^♪
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