Vol.230 デート6回、仮交際終了。二人がお相手を思う気持ち
- こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。
今日は「Vol.230 デート6回、仮交際終了。二人がお相手を思う気持ち」といったテーマでお話ししたいと思います。
先日、ある男性会員さんが、6回のデートを経て仮交際を終了させました。
運命のお相手を見つけることはなかなか難しいですが、6回デートをするということは、それなりに双方の相性が合っているということでもあります。
皆さんもこれまでの異性との出会いで、6回のデートをしたことがある方は、もしかするとお付き合いに発展することが多かったのではないでしょうか?
もしくは6回もデートすることの難しさを感じる方も多いと思います。
おそらくですが、婚活パーティーやマッチングアプリで出会っても1、2回のデートで終わってしまうことも多いかもしれませんね。
今日ご紹介する男性会員Aさんは、わずか1ヶ月半の期間でお相手女性と6回のデートをしました。
お相手女性Bさんからは3回目のデートの後、カウンセラーを通じて
「BさんがAさんとの交際をとても前向きに考えていること」
「Aさんのお話はいつも楽しく、興味深いこと」
などの連絡を受けていました。
その頃、Aさんともちょうど面談をしていたのですが、AさんはBさんのことを
「自分とは違う面を持っていて、色々な刺激をもらえる」
「話が良く盛り上がる。会話のテンポが良く合う」
「会話も楽しいし、とても良い子」
と語っていました。
AさんもBさんに対して好印象を持っている感じだったため、カウンセラーの私としても、このまま二人の交際が順調に進むよう見守っていきたいと感じていました。
その後、4回目、5回目のデートをし、6回目のデートの前日夜、Bさんカウンセラーから
「当社の女性会員Bは、A様と真剣交際に進みたいと考えております」
といった連絡がありました。
こういった場合、私が会員さんに伝える方法は2パターンあるのですが、1つ目のパターンは、
「お相手様はAさんとの交際をとても前向きに考えていますが、Aさんのお気持ちはいかがですか?」
「Aさんとしては真剣交際に進みたい気持ちはありますか?」
といった形で、お相手異性が真剣交際に進みたと考えていることは伝えないパターン。
ちなみに、お相手から「真剣交際に進みたい」というワードが出ていなくても、上記のように伺いますので、会員さんからすると、お相手からどこまでの話が来ているのかはわからない状態です。
そして2つ目のパターンは、
「お相手はAさんと真剣交際に進みたいと考えているようですが、Aさんのお気持ちはいかがですか?」
とストレートに伝えるパターン。
このように伝えるのは、プロスペクティブスタートの会員さんが男性の場合です。
真剣交際は男性から女性に
「○○さんが好きです。真剣交際に進ませてください」
と直接伝えないと進まないので、男性にははっきりわかっていただくために、ストレートに伝えることもあります。
女性は告白を受ける側になるので、1つ目のパターンでやんわりと聞くケースが多いです。
今回はAさんに2つ目のパターンで
「Bさんがあなたと真剣交際に行きたいと考えている」
とはっきりと伝えました。
それを聞いた上で、6回目のデートに臨んだAさん。
実は私は、Aさんからデートの予定の報告を受けていなかったので、そのタイミングでデートに行っていたことを翌日知りました。
Aさんはデートの際中、Bさんと真剣交際に進みたいのかどうかをずっと考えていたいようです。
デートの翌日、私はAさんに電話をしました。
Bさんに対する気持ちを確認するためです。
そこで初めて前日にデートをしていたことを知ったのですが、Aさんが発する言葉の端々にBさんに対する真摯な想いがとても出ていました。
それでも結論としては、AさんはBさんとの仮交際を終了するという決断をしました。
Aさんは私に
「佐藤さんから交際終了のご連絡をしていただくにあたり、Bさんへの最後のメッセージを書きます」
と仰いました。
送られてきメッセージには
「AさんがBさんとの交際を終了するにあたっての苦悩」
「Bさんを傷つけまいとする気遣いの気持ち」
「それでもBさんと交際終了を決めた理由」
「Aさんと出会って分かり始めた結婚生活における大切なこと」
「Bさんの気持ちに応えられず、申し訳ないという気持ち」
が綴られていました。
私はそれを読んで
「交際終了は、Aさんが悩みに悩んで出した答えだということ」
「Bさんとの交際を通じて、ご自身の結婚観を確立しつつあるAさんの姿」
を感じ取りました。
そしてAさんのメッセージを、カウンセラーさんを通じてBさんに伝えた後、Bさんからも最後のメッセージがありました。
そこには
「Aさんとのデートで嬉しかったこと。感激したエピソード」
「Aさんの幸せを願う気持ち」
「ご自身も負けずに幸せになるという誓い」
「Aさんへの感謝の言葉」
が綴られていました。
結果的には、二人が結ばれることはなかったのですが、共通して言えることは、二人がこの交際を通じて、何かを掴んだこと。
そして人としてより成長し、魅力的になったこと。
これからもAさんのご成婚に向けてしっかりとサポートしつつも、Bさんも幸せな結婚を手に入れることを陰ながら応援したいと思いました。
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