Vol.406 お見合いで『自分にはもったいない』とお断りする人たち
- こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤香織です♪
ママカウンセラーとして日々会員さんのサポートに励んでいます!
今日は「Vol.406 お見合いで『自分にはもったいない』とお断りする人たち」といったテーマで書こうと思います♪
お見合いでお断りする際に
『自分にはもったいないと思うのでお断りします』
というセリフ。
このセリフを聞くたびに眉間にシワが寄ってしまうのです。
何て体の良い断り文句なんでしょうか。
うっとりしちゃいそう。
日本には相手を傷つけずに遠回しに伝える
『これで察してね』
という実にまどろっこしい文化があります。
多分海外ではそんなことは通用しないでしょう。
まぁ、気遣いということでしょうか。
ただねぇ、このセリフ。
結婚相談所で活動する際には全くもって不要な言い回しだと思います。
もったいないから断るって何だい?
あなたにとって相手がもったいない人かどうかは相手が決めることです。
このセリフが登場するお見合いは、大体お相手にこれといったマイナス要素がない時に出現します。
これといって断る要素がない時です。
スペックもそこそこ、ルックスもそこそこ、会話も途切れずそこそこ出来ちゃって断る決め手がない時に言いたくなるのが。
『自分にはもったいないと思います』
ズコーッ( ゚Д゚)
じゃー、OK返事出せば良くないか?
なぜもったいないと思えるほどの上玉をみすみす手放すんだい?
答えを言いましょうか奥さん。
それはですねぇ...。
大してもったいないと思っていないからである!!
いらないと思うから手放すんですよ。
全然もったいなくないんです。
お見合いして良い人だなぁ~、また会いたいなぁ~と思う時は普通にOK返事を出します。
結婚相談所って今すぐ結婚したい人達がわんさか集まっている所なんですね。
お見合いで好感を抱いた人に、敢えてもったいないと謙遜して次に繋がるかもしれないご縁を自ら辞退する人なんていませんよ。
1日でも早く結婚したいのに、そんな遠回りなことをしている暇はどこにもないのです。
確かにね、こう思う時はあります。
女性だとお相手男性が高学歴で高収入だったりすると、自分と話が合うのかなって。
男性だとお相手女性がかなりの美人さんでスタイル抜群とかだと、俺で良いのかなって。
ただね、ただね、それを決めるのはお相手なので、自分が良いと思うなら迷わず突撃しろーっ!!
それで実際に仮交際に進んで、やっぱりお相手とのバランスに居心地の悪さを感じるようであればその時にお断りすれば良いのです。
ちょっと話をグイっと戻します。
お相手にお見合いのお断りを出す際に、自分にはもったいないとオブラートに包んだ断り方をしているとオブラート癖がつきます。
今作ってみました、オブラート癖というワードを。
本当の気持ちを言わない、隠すということは自分の気持ちにもカウンセラーにも、自分の婚活にも本気で向き合っていないという証拠です。
本当のお断り理由があるはずです。
波長が合わない、顔がタイプじゃない、話し方がいやだった、沈黙が長すぎた。
何かしらもう会わなくても良いと思う理由があるから断るんです。
お見合いを重ねていくと、振る時もあれば振られる時も出てきます。
そんなこんなで場数を踏みながら、自分の中でフィードバックを繰り返していくと異性に対する自分の感覚が研ぎ澄まされていくのです。
お相手のどういう所に違和感を感じたのか。
こういう人とは相性が良い、こういう人とは合わない。
それを言葉にしてはっきりとカウンセラーに伝える作業は結婚相談所ならではの婚活でしょう。
人に自分の気持ちを伝えるという作業は、まず自分の中で気持ちをまとめないといけないので時に労力を伴う時もあるでしょう。
あー、めんどくさ。
と思う時でも
『自分にはもったいないです』
とサラッと片付けないで、丁寧に自分の気持ちを振り返りカウンセラーに断る理由を伝えられる方の方が成婚が早い気がします。
何だか分からないけど仮交際に進みたくないと思う時もあるでしょう。
そんな時も、じゃぁ自分は何が嫌だと思うのかを自分と向き合って答えを出した方がいいと思います。
そこに成婚へのヒントが隠れているかもしれません。
違和感を感じたポイントがあったなら、逆に言うとそのポイントがない人を選べばいいのです。
その作業を繰り返すことで、徐々に効率の良い活動に内容が磨かれていきます。
効率が良いという意味は自分の判断に自信を持ち、迷いがないということです。
活動中は、入会前の想像と違ってうまく行かずに思い悩む時もあるでしょう。
そういう時も自分の気持ちから逃げずに、きちんと向き合っていくことが結局のところ早く運命のお相手に出会える気がしてなりません。
私はお相手が自分にはもったいないと思う気持ち、そのものを否定している訳でありません。
それが本当にもったいないと思うのであれば、なぜそう思うのかを突き詰めてほしいのです。
そこで出た答えが本当のお断り理由でしょう。
そして、大してもったないと思っていないけど、とりあえず使い勝手の良いもったいないフレーズを多用している方の場合は、今のところ成婚は遠いと言っても過言ではないでしょう。
何でもとりあえずの活動をしていると、とりあえずの婚活にしかなりません。
とりあえずで結婚は出来ません。
本気で覚悟を決めないといけない人生の分岐点になるのが結婚です。
そのお相手を決めるのが今の活動です。
本当に結婚したいと思うのであれば、もっと本気で取り組みましょう。
本腰に入れ替えた時にはきっと
『自分にはもったいないのでお断りで』
というセリフはもう出てこないのでは?と思います。
それにもったいないという言い方はお相手を気遣っているようで、言われた方は結構傷つくものです。
ご成婚の為には避けた方が良い言い回しだと思います。
あなたの実りある婚活のご参考までに♪
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
おまけ
先日、横浜にあるイングリッシュガーデンに行ってきました。
偶然ですがちょうど1年前にも行っていました。
この時期になると訪れたくなるようです。
去年はアジサイが見頃で、今年は終わりかけのバラを見る事ができました。
そんなこんなで活舌が悪い主人が現地で私に話しかけてきた言葉がこれです↓
主人:インガリッシュガーデンでババフェスタやってるんだって。
私:イングリッシュガーデンのバラフェスタね( ゚Д゚)
噛みすぎやろ。
インガリッシュって...。
ババフェスタはおババ様がたくさんいらっしゃるフェスタかね?
子どもたちはバラより芝生がお好きのようです。
等間隔で走る佐藤父子。
そして陽に照らされ、元々こげ茶気味の長女の髪がより茶色に見えたので私が
『髪の毛茶色いねぇ~』
と言うと、今度は長女が頭の薄い主人に
『お父さんは肌茶色だねーっ!』
と言い放ったのであります( ゚Д゚)
ヒーッ面白い!!
肌茶色って初めて聞いた。
要は肌色ってこと?
もはや髪の色を通り越して地肌のことを言っているではないかー。
子供は実に素直であります。
では、また次回のブログ、頑張ります(^^♪
結婚相談所で結婚したカウンセラー夫婦による神奈川県横浜市の相談所です。
私たちもあらゆる婚活を経験してきました。それぞれの会員様に合わせたオーダーメイドのサポートをいたしますので、無理なく婚活を始めていただけます。
1年後の幸せなご結婚を目指し、私たちと一緒に頑張っていきましょう!